- しちとう
- I
しちとう【七島】(1)列島をなす七つの島々。 伊豆七島など。(2)カヤツリグサ科の多年草。 東南アジア原産。 湿地に自生し, 水田で栽培される。 稈(カン)は高さ約1メートル, 三角柱状で光沢がある。 秋, 頂に黄褐色の小穂を多数つける。 主に薩南七島で, 茎を裂いて編み七島表(オモテ)(琉球表)などを作る。 シチトウイ。 リュウキュウイ。IIしちとう【七等】(1)七つの等級。 また, 七番目の等級。(2)孫以下七代の卑属。 孫・曾孫・玄孫・来孫・昆孫・仍孫(ジヨウソン)・雲孫の総称。(3)すぐれた人の七つの階級。 五人にすぐれた者を茂, 十人にすぐれた者を選, 百人にすぐれた者を俊, 千人にすぐれた者を英, 二千人にすぐれた者を賢, 一万人にすぐれた者を傑, 一億人にすぐれた者を聖という。IIIしちとう【七頭】室町時代, 三管領に次ぐ家格の七家。 山名・京極・一色(イツシキ)・土岐(トキ)・赤松・上杉・伊勢をいう。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.